転職するデメリットでお悩みですか?
ぼくは、転職することで、ストレスから解放されました。
転職するまでは、不満を持ちながら働いている時間はムダだったと感じています。
理由はストレスを感じながら、働いても自分のためにならないし、患者や入所者のためにもならないからです。
不満を持ちながら、転職を迷ってしまうのは、体力も時間も使うし、腰が重くなるのも分かります。
まさに、ぼくもそのうちの1人だったので、職場に不満を持っていたけど、約4年間なにも動きもせずに時間を無駄に過ごしていました。
現在は、病院から介護老人保健施設に転職しストレスから解放され、楽しくプライベートも充実しています。
この記事を読んでいる方は、転職に悩んでいる方も多いので、転職「しない」デメリットを書いていきます。
まずは、転職「する」デメリット
- 退職金が減る可能性がある
- 給料が減る可能性がある
- 福利厚生が悪くなる
- 年間休日が減ってしまう
- 人間関係が不透明
転職するデメリットを挙げてみました。
上記に挙げたものは、転職することで、改善出来るところでもあるけど、場合によっては下がったりすることもあるので注意したい。
退職金が減る可能性
どの業界にも、退職金制度を設けている企業は多いと思います。
退職金は、勤続年数が長ければ長いほど多く貰える仕組みになっています。リハビリ業界の多くは「3年以上」で退職金が貰えるところが多い印象。
ぼくが勤務しているところは、「5年以上」勤務しないと退職金はもらえないので、それ以下で退職するともらえない仕組みになっています。
退職金が減るっていうより、企業が定めている規定に達しているのかと考えた方がいいと思います。
もちろん、定年退職をすると満額貰えるという訳ではなく、積立て退職金を貰うという形を取っています。
退職金は、貰えたらラッキー程度の方が、精神衛生上いいでしょう。
給料が減る可能性
転職することによって、給料が減ってしまう可能性もあります。
給料が減ってしまう原因としては、福利厚生サービスが充実しているからかもしれません。
ぼくが転職して、給料アップできたのは、年間休日が悪いからです。
- 祝日休みなし
- 夏季休暇なし
- 介護休暇なし
- 育児休暇なし
- リフレッシュ休暇なし
- 年間休日は109日
祝日休みや夏季休暇がなければ、年間休日日数はおのずと少なくなります。ぼくが勤務しているところは、年間休日は109日。
もちろん祝日出勤したからといって、代休なんて贅沢なものはありません。
このように給料がアップはするけど、福利厚生サービス悪かったりや年間休日が減ってしまう可能性もあります。逆も然りです。
個人によって優先したいことが違うと思うので、よく考えてみましょう。
福利厚生が悪くなる
先程と重複してしまうかもしれないけど、ざっくりと。
福利厚生とは
企業から従業員へ支給される給料以外の報酬のことをいいます。
福利厚生は法律で定められている法定福利厚生と、企業が独自に定める法定外福利厚生の二種類に分類されます。
【法定福利厚生】
社会保険料の負担 社会保険とは、企業に入ると強制的に加入させられる以下のような補償制度のことをいいます。介護保険は40歳以上が加入することになっていますが、それ以外は会社に入社した際に加入することとなります。労災保険は全額、その他は半額が会社の負担となります。
社会保険の例
- 雇用保険
- 健康保険
- 介護保険
- 労災保険
- 厚生年金保険
【法定外福利厚生】
- 住宅手当
- 交通費
- 家族手当
- 健康診断補助
- 社員食堂
などなど。と、いったものがあります。
転職することで、法定外福利厚生が悪くなったりすることが多いので、転職する際には要チェックです。
年間休日が減ってしまう
完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、夏季休暇、有給休暇(初年度10日)、慶弔休暇、育児休業、介護休業制度有。
- 完全週休二日制 → 土日の休みが約束されている。
- 週休二日制 → 1週間の内に2日間休みが取得できる(シフト制)
「完全」が付いているだけで、休日の取り方は変わってきます。
企業によっては、祝日休みなし、夏季休暇もなし、育児休暇もなし又は、要相談のところもあるので、自分の生活スタイルに合わせて、チェックする必要があります。
人間関係が不透明
転職すると、入職してみないと分からないことが多いです。
人間関係の不透明さをデメリットと言っていいか分からないけど、今までの人間関係はリセットされるので、人間関係で悩んでいた方にとっては嬉しいはずです。
求人先の人間関係の情報は、転職サイトのキャリアアドバイザーから聞けるので、確認してみると安心。
以上が、転職するデメリットです。
だいたいの方が、上記に挙げた項目を改善したいから転職活動をしていると思うけど、注意したいポイントです。
自分が何を優先したいのか、よく考えるといいと思います。給料アップなのか、休日が多く欲しいのか。
転職「しない」デメリット
- 肉体・精神的苦痛を受けてしまう
- 時間を浪費してしまう
- スキルアップ出来ない
前置きが長くなりましたが、転職しないデメリットを挙げました。
ぼくが、実際に体験したことなので、かなり重要な項目。
肉体・精神的苦痛を受けてしまう
理学・作業療法士の仕事は「白衣の土方」と、言われるぐらい肉体労働者。トランスファーにクライアントの筋トレに…と、あげるとキリがない。
しかも、接客業なので、精神的にも疲れやすい職業です。
そんな中、日々辞めたいなぁ、とモヤモヤしながら働いているのは、なんだかもったいない気がしませんか?
8時間も拘束されて仕事をしているのに、モヤモヤしながら働くのは面白くないですよね。
もしかすると気づかないうちに会社に「やりがい搾取」に合っているかもしれません。
あまりにもストレスを受け悩み過ぎると、「うつ病」になったりする方もいるので、注意が必要。
時間を浪費してしまう
転職をダラダラと迷っていると、自分のプライベートの時間まで浪費してしまいます。(経験談)
ストレスを溜めながら、モヤモヤしながら仕事をしていると、その不満がプライベートの時間まで襲ってきます。
友達や家族と話している時にも、愚痴しか出てこなくなります。
そうなったら、頭の中は仕事の不満でいっぱいになってしまい、楽しいはずのプライベートの時間が楽しくなくなってしまいます。
不満という無駄な事を考えている時間が増えるので、時間を浪費していることに気づいていない方は非常に多い。
辞めたいと思いモヤモヤしながら、仕事を続けているだけで、時間を浪費している状態。
スキルアップ出来ない
ストレスを溜めた状態で、勉強は出来ないし、新しく何かにチャレンジしようという気持ちも起こりにくいです。
人間は、自分が嫌な環境の中にいると、早く切り抜けたいがために、余計な事を考えないようになります。いわゆる思考停止状態。(経験談)
そうなると周りには気が向かなくなるし、もっと言えば、これからの将来のことも考えられなくなります。
そうなると、自分に必要なスキルも取得出来なくなります。
負のスパイラルに陥らないためにも、自分が置かれている環境やほんとにやりたいことなのかを見直してみるべきです。
転職「する」と「しない」デメリット比較
「する」デメリット
- 退職金が減る可能性がある
- 給料が減る可能性がある
- 福利厚生が悪くなる
- 年間休日
- 人間関係が不透明
「しない」デメリット
- 肉体・精神的苦痛を受けてしまう
- 時間を浪費してしまう
- スキルが上達しない
こう見ると「転職しない」デメリットの方が、将来、自分自身に関係してくる事が大半です。
ぼくは、自分の時間や家族と過ごせる時間を大切にしたいと考えているので、ストレスを抱えてまで、仕事をしたくないです。
もちろん完全にストレスがない仕事なんてないのは、分かってはいます。
しかし、自分が行動して改善できるところなら、行動してみる価値はあると思うんです。
転職するデメリットを回避するためには、求人先と交渉するのは難しいので、転職サイトのキャリアアドバイザーを使うことで、うまく回避出来ます。
ぼくも転職は悩みに悩んだけど、転職サイトを使って成功することが出来ました。そのときの気持ちとオススメの転職サイトをピックアップしたので、少しでも参考なれば嬉しい。
さいごに:嫌々で仕事をしているうちは何も手に入らない
自分に嘘をついてまで、嫌々で仕事をする必要はないと思います。
この職場は楽しくないな、ここではスキルアップは望めないなって少しでも感じたら環境を変えてみるのも一つの手です。
使い古されてた言葉だけど、「一度きりの人生だからこそ、楽しみたい」と、思っているなら、行動出来るはずです。
ぼくは、その行動するのが遅かったので、いたずらに時間だけを浪費してしまい、手元には何も残ることはなかったです。残ったのは、今まで何していたんだろうという疎外感だけです。
もちろん転職は簡単ではありません。家族がいる方は、自分だけの問題ではないので、失敗はしたくないはず。
転職で失敗する大体の方は、一人でやっていた人が大半です。
一人だと転職先の情報収集するのは限界があるし、ほんとに欲しい情報を手に入れるのも時間がかかったりします。
転職サイトなら、無料登録できて、キャリアアドバイザーがついてくれるので、欲しい情報を確実にもらえ、転職もスムーズに進みます。転職を成功させたいなら、転職サイトを利用するのも一つの手なので、ぜひ活用してください。