転職をして、ストレスフリーな生活を送っている、理学療法士です。
この記事は転職や異動に迷っている方向けに書いてあります。
前は病院勤務でしたが、「介護老人保健施設(以下 老健)」に転職し数ヶ月が経ちました。
前々から在宅リハビリに興味があったので、老健というワケです。次は訪問リハビリへ繋げたいです。
結果的には、転職することで、ストレスフリーなワークライフを送ることが出来ています。
ストレスフリーは盛りすぎたけど、格段にストレスが減ったのは間違いないです。
もっと早くに行動していればなと後悔しているぐらいです(´Д`)ハァ…
今回は、転職して正解だったなって感じたのでその事について書いてみます。
転職するまでは時間的、精神的余裕がなかった
転職する前は、リハビリ業務以外の仕事が多すぎました。
病院全体のスタッフの人数が少ない状態だったので、他の部署の仕事も掛け持ち?して日々の仕事をこなしている状況でした。
ざっくり言うと、介護職の仕事であるオムツ交換、病棟でのコール対応など、トイレ誘導などもリハビリ科が当たり前にやっていました。
それもリハビリ業務に専念出来るはずもないです。
ぼくたちのリハビリ科は「介護化」が始まっていて最先端を走っています。
今後は、理学・作業療法士は介護士に置き換わるかもしれないと言われています。
リハビリをしてもしても良くならない患者
リハビリをしても良くならない、結果が出ないのが、1番のストレスでした。
病棟のスタッフが足りないから、もちろん患者さんに対応する時間もほぼないです。
自宅に帰るためにリハビリをしているはずなのに、リハビリ中だけ活動して、普段の病棟生活では車椅子での対応している方が多くいました。
リハビリは1日の中でもたった1~3時間程度なのに、残りの21時間は寝ているか車椅子生活…
それでは良くなるはずもない。
なんのためにリハビリをしているのか分からなくなってしまい、やりがいなんてなくなってしまいました。
人間関係はギスギス
仕事を辞めたい。と思う原因の大半は人間関係と言われています。
日々、仕事に追われていたので、精神的に余裕はなかったです。
個人的に我慢ならなかったのは、アドバイスや指摘をすると、嫌な顔をしたり、時には怒鳴ってくる後輩です。
怒鳴られてからは、顔も合わせたくないし一緒に仕事をしたくなかったので、毎日がつまらなかったです。
転職してからはストレスが減った
仕事なので完全にはストレスフリーってワケにはいかないけど、病院勤務だった頃よりは、清々しい毎日が送れています。
老健での仕事は、自分がやりたかった分野での仕事でもあったのが大きいんだと思います。
やっぱり自分のやりたいことをやっている時は、ストレスだと感じることは少ないんだと感じています。
日々、嫌々で仕事をしていると、やっていること全てが嫌になってしまうし、負のスパイラルから抜け出せなくなってしまうんですよね。
家に帰ってからも文句ばかり言っていたし、プライベートも楽しくない…(´Д`)ハァ…
異動してからは妻からは「文句が少なくなったね」「顔色良くなったね」と、言われるので、他の人から見ても違いを感じているんだと思います。
転職しての実感としては、仕事も楽しくなったし、達成感が違いますね。
さいごに: ストレス感じながら仕事をやっても自分のためにならない
ストレスを感じながら修行のように、約4年間やってきました。
今思えば、行動が遅すぎましたね。
ほんとに、今まで何やっていたんだろうか…
空白の時間とまではいかないけど、病院勤務時代は学べることが少ない環境だったので、転職してからは毎日が学びの多くて新鮮です!
長くいればいるだけ、学べる職場とそう出ない職場はあります。
「この職場にいたら、お先真っ暗でやべぇな」って思ったら、転職か異動をすべきです!
ぼくみたいに消耗しないで、重い腰を上げることをオススメします!