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理学療法士が年間休日120日以上の求人を見つける裏技!注意点も紹介

2018年7月5日

悩めるPT
家族もいるし出来るだけ休みが多い職場で働きたいなー。有給消化もしやすい理想の職場ってないかな?

という疑問に答えていきます。

 

初めての就職や転職を考えるときに、希望条件ベスト3に入っているのが、「年間休日が多いこと」です。

ぼくも、転職をするときに、家族との時間を大切にしていきたいから「年間休日120日以上」を希望し、転職しました。

しかし、ネットで求人が多いところを探しても「48休」「完週休二日制」といった記載しかない場合もあって、自分の希望条件に合う求人に出会えるまで苦労しました。

完全週休2日制や週休2日制と記載されていても、年間休日で計算すると、誤差が出てくるので注意が必要です。

給料や年間休日の記載方法は、事業所によってまちまちなので、詳しく知りたい場合は問い合わせをしなければなりません。

そこで、この記事では「年間休日120日以上」の求人の探し方を書いていきます。

 

完全週休二日制と週休2日制の違い

悩めるPT
合計の休みの日数をみていれば大丈夫じゃないの?
ベテランPT
その認識だと、自分が思っていることと実際の休みの食い違いが出てくるね!

まずは休日の仕組みを理解します。理解することで、転職するときに見るポイントが分かってきます。

完全週休2日制と週休2日制の年間休日日数は以下の通りです。

週休制

年間休日日数

完全週休2日制 48

104

週休2日制

事業所による

完全週休2日制

1週間に必ず2日以上の休みがある。

例えば、毎週土日休みが確実にある場合です。シフト制であっても、1週間のうちに2日以上休みがある場合は、完全週休2日制です。

しかし、完全週休2日制で約束されている休日日数は、週2日のみ。祝日があっても休みではありません。

週休2日制

1カ月の間に2日休みの週が少なくとも一度あり、それ以外の週は1日以上休みがあることとされています。

1ヶ月のうち週2日の休日の週があることです。毎週2日休みがあるように思ってしまいがちですが、必ずしも毎週2日休みがある訳ではないので、注意が必要です。

もちろん休日が休みかどうかも事業所によって違います。

完全週休2日制や週休2日制、48休などをまとめて、年間公休といい、お正月休みや夏休みなどの長期休暇を含まない休日の日数の事を指します。

その他にも、祝祭日や年末休暇や夏季休暇などの長期休暇で休める日数も含めた休日日数のことを、年間休日と言います。

年間公休が104日、祝日が16日なので、合計すると120日にはなります。

夏季休暇や正月休みを加えると、年間休日が130日以上になるところも出てきます。

このように、休日のことを理解していないで、入職してしまうと、実際は休みが少なかったとなったりもするので、確認は必須といえます。

他にも入職時に注意したいことは、有給消化率や産休、育児休暇、介護休暇、慶弔といった休日は取りやすいのかを確認しておくと、気持ちよく仕事をすることが出来ます。

とはいえ、こういったことは、求人先には聞きずらいので、ぼくは、転職サイトのキャリアアドバイザーを通して細かく聞きました。

キャリアアドバイザーは、求人先の内部情報を細かく知っているので、気になる情報をもらうことが出来ます。

 

年間休日が多い職場は病院、老健、クリニック?

悩めるPT
出来るだけ休みが多いところがいいなー

年間休日が比較的多いところは、介護老人保健施設(以下 老健)や訪問リハビリです。

具体的な数字を出すと120日以上はあるところもあります。

以前、ぼくが勤めていた病院は、年間休日107日と少なかったです。もちろん祝日休みはなくて、年末年始の休みも有給を使って休んでました。

もちろん病院でも年間休日が120日以上ある職場もあります。

年間休日が少ないと、限りある有給でカバーしないといけません。そうなると、急な用事や旅行のための長期休暇、帰省のための長期休暇などのときに上手く有給が使えないことがありました。

ぼくの実家は、遠方で飛行機を使わないと帰省できない距離なので、有給が大事になってきます。

なので、結婚を機に、両方の実家にも帰省しやすいようにと、年間休日が多くある老健に転職しました。

今では、年間休日も120日はあるので、長期連休も取りやすく、気兼ねなく実家にも帰省できています。将来、子供も欲しいので、急な休みに対応してくれる事業所を選ぶと安心して仕事をすることが出来ます。

ぼくが勤務している老健での1日の流れと老健で働くメリット・デメリットを書いてあるので参考にしてみてください。

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不利益変更で年間休日を減らされる可能性もある

悩めるPT
休みって減らされることあるの?
ベテランPT
滅多なことでは減らされないけど、可能性はあるね!

ぼくが、レアな体験をしたので、お伝えします。

以前、勤めていた病院で年間休日が115日から、107日に減らされたことがあります。−8日の減休です。

しかも、職員には通知もなく、決定事項だけを発表して、「年間休日は107日になりました!」とだけの発表。

休日が減らされるのは、労働条件的には「合理的な理由」がある場合は問題のないと厚生労働省に記載されています。

【外部リンク】 労働契約法のポイント

 

労働条件の必要性の説明もなく、同意もないで強制的に施行され、納得出来なかったので、上層部に直談判をしにいきました。

結果は変わらず、年間休日が減っただけで、実質減給扱いのため、転職をすることを決意しました。

このようなケースは、レアではありますが、働いていると突拍子もないことが起きたりします。これは、事業所の問題もあるけど、社会の経済状況などにも左右されるので、覚悟しておかなければいけないことです。

とはいえ、安心して仕事が出来ないと私生活も安定しないので、不安定な事業所は出来るだけ避けたいところ。

このようなリスクは、転職サイトを使うことで、リスクの高い事業所を避けることは出来ます。

転職サイトを使っても、完璧な職場は見つけることは出来ないので、いかに事業所の情報を多く持っているかが大切になってきます。

 

年間休日が多い求人を見つけるための裏技

上記でもちょこちょこ紹介していますが、転職サイトを上手く利用することが転職を成功させる秘訣です。

年間休日が多いところも、ネットに公開されている募集要項だけでは分からないことが多いです。理由は、「完全週休2日制」「週休2日制」「4週8休」としか記載されてないことが多いからです。

詳細を聞くには、求人先に聞くしか方法がなくて、正直なところ聞きにくいと思っている方もいます。そんなときは、転職サイトのキャリアアドバイザーが変わりに事細かく聞いてくれます。

キャリアアドバイザーは、年間休日だけでなく、求人先の内部情報もたくさん持っているので、気になることがあるなら、情報をもらうことも出来ます。

転職するのは不安なことも多いです。出来るだけ不安要素はなくして気持ちよく転職しましょう。

下記のリンクは、実際にぼくが転職サイトを使った体験談と転職するきっかけを書いた記事です。少しでも参考になれば嬉しい。

 

さいごに:休日の意味を理解することで、就職活動が上手くいく

事業所によって年間休日の形態が違うので、休日のことを理解した上で、事業所にしっかり質問しましょう。

直接聞きにくいなら、転職サイトのキャリアアドバイザーが変わりに給料や休日、待遇面も踏まえて交渉をしてくれます。

出来るだけ、不安は解消し、気持ちよく働きましょう。

  • この記事を書いた人
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副業PTねこさと

30代、既婚者の理学療法士(7年目)。 ブラック病院を経験し老健へ転職しました。 このこのサイトでは、ブラック病院の体験談と転職することで新たな道が開けることを書いています。副業で収入も得ているので、副業のことも書いています。 悩んでいる方が少しでも笑顔が増えてくれたら嬉しいです。

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