職場選び

理学療法士が育児参加するために5つの大事なこと。時間の確保と環境選びは大前提

2018年5月13日

理学・作業療法士 育児

理学療法士が転職する理由として、いくつかある内の一つに「育児参加」があります。

 

ぼくも結婚しているので、将来、子どもが出来たら一緒に育てたいと思っています。妻任せにするのも良いけど、子どもと接するのが好きだから、幼少期は出来るだけ一緒に育てたい。

幼少期だけでなく、ずっと一緒に育てたいが、残業が多いだけで、給料や休日が少ないとこの希望は叶えることは出来ない。

と、思っている方も多いと思う。希望を叶えるためには、いくつかのハードルを乗り越えないといけません。

理学・作業療法士は専門職が故に、休日返上でセミナーに行ったり、業務終了後の研修や残業も多かったりします。そんな中、いかに時間を捻出するかで、育児に参加出来るかが決まってきます。

今回は、育児もしたいけど、忙しい理学・作業療法士が時間を作るためには、どうしたら良いのかを書いていきます。

 

考えに考えて時間を捻出する

時間は限られているので、限りある時間の中から時間を捻出するしかない。やりたい事はたくさんあると思うが、優先順位をつけてやるしかありません。

  1. セミナーに参加する回数の制限
  2. 残業が少ないところに就職
  3. 年間休日が多いところに就職
  4. 育児休暇が取れるところに就職
  5. 趣味の時間を削る

上記に挙げた項目を自分が許せる範囲内で、優先順位をつけてやるしかない。

時間を作るためには、どうしたらいいのかを上記の項目を例に説明していきます。

 

① セミナーの回数を制限する

理学・作業療法士 育児

理学・作業療法士は、勉強熱心な方が多く、休日返上でセミナーに参加している方もいます。多い時だと月に45回通っている方もいるます。

業務終了後にも外部のセミナーに参加している熱心な方もいるし、頭が上がらない。(もちろん給料には変化ありません。)

あれもこれもとセミナーに参加していると、とてもじゃないけど育児は難しい。セミナーもタダではないので、お金もかかります。

育児を一緒にしたいなら、行きたいセミナーは、優先順位を決めるしかありません。将来どんな理学・作業療法士になりたいのか、ビジョンが決まっていると、優先順位を決めやすくなると思う。

ぼくは、優先順位を決めて、良いセミナーがあれば、月に1回か2回行くようにしています。

 

② 残業が少ないところに就職する

悩めるPT
子供もいるし、出来るだけ残業がないところがいいな…
ベテランPT
それなら老健がいいね!

理学療法士、作業療法士はリハビリだけが仕事ではなく、書類業務もたくさんあります。主な書類はカルテやサマリー、自宅訪問報告書、リハビリ計画書など、といったものが多い。

介護分野で働いていると、担当者会議の書類を作成したりするし、書類業務は思った以上に多いです。

電子カルテを採用しているところは、パソコンの台数が足りなくて、入力待ちをしたりするし、何かと効率は悪いところもある

原始的だけど、意外と手書きのカルテ記入が、自分の時間を作りやすかったりします。

その他にも、院内や施設内の研修があったり、リハビリ科の勉強会があったりもするので、残業は多くなってしまう。

リハビリ業界は、医療分野に入るから、日々、勉強しないといけないのは百も承知だけど、残業が多いところだと、疲れていまって育児は難しい。

全部の職場が、残業が多いところではないので、可能な限り残業が少ないところを選ぶと、育児参加の時間を作りやすいでしょう。

ぼくが勤務している介護老人保健施設は、リハビリ科の勉強会は少なく、各々でやっています。法人の研修も月に1回程度です。

リハビリの勉強は自分次第なので、業務終了後の時間は作りやすい。ほぼ定時に帰ることが出来ている。

ベテランPT
勉強も大事だけど、家庭はもっと大事!

 

③ 年間休日が多いところに就職

理学・作業療法士 育児

時間を作るには、これが一番手っ取り早い。中には年間休日が100日を切る恐ろしいところもあるので、自分の時間を作ることは難しく、育児に充てる時間はないに等しいでしょう。

正直なところ、仕事以外の新しいことを始めようと思ったら、休日がないと難しいです。フル回転で動き回れる方はいいけど、だいたいの方は疲れ切って挫折する。

なので、最低でも年間休日が115日以上(個人的な希望)はあった方が、気持ち的には楽になれると思います。

 

④ 育児休暇が取れるところに就職する

理学・作業療法士 育児

ぼくが勤務しているところは、育児休暇という豪華なものはありません。悲しいですが、これが現実です…

まとまった休みがが取れると、育児にも参加がしやすいと思う。子どもは体調を崩しやすいので、早退や半休が取れる職場なら最高。

ここ最近では、育児休暇が取れるように福利厚生に導入している企業も増えてきているので、そこを選ぶといいでしょう。

男でも育児休暇を認めているところも増えてきているので、今後は、育児休暇が取れるところに転職を考えています。

 

⑤ 趣味の時間を削る

理学・作業療法士 育児

これは苦渋の選択ではありますが、育児とは自分の時間を捧げるものと割り切るしかありません。まだ子どもはいないけど、時間を捻出するには、自分の趣味の時間も削る覚悟です。

ぼくの趣味は、ゲームや漫画、アニメ、映画鑑賞、ロードバイクと多いので、どれか削らないと育児には参加出来そうにもありません。

ベテランPT
趣味の時間をゼロにすると、ストレス発散が出来ないから、優先順位をつけてやっていきたい。

 

さいごに:自分が優先順位が付けれることを選択しよう

  1. セミナーに参加する回数の制限
  2. 残業が少ないところに就職
  3. 年間休日が多いところに就職
  4. 育児休暇が取れるところに就職
  5. 趣味の時間を削る

上記に挙げた項目を全部は出来ないので、自分の生活にあったことを優先順位をつけてやることをオススメします。

上記に挙げた項目が、今ある職場では満たされなくて、転職を考えているようであれば、給料の面も検討事項に付け加えましょう。育児は、上記に挙げた項目の他にプラスアルファ、お金がないと専念出来ないので、ちょっとでも不安材料は少なくしておきましょう。

 

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副業PTねこさと

30代、既婚者の理学療法士(7年目)。 ブラック病院を経験し老健へ転職しました。 このこのサイトでは、ブラック病院の体験談と転職することで新たな道が開けることを書いています。副業で収入も得ているので、副業のことも書いています。 悩んでいる方が少しでも笑顔が増えてくれたら嬉しいです。

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