こういった疑問に答えていきます。
残業をやっても残業代が支払われないと悩んでいる方は、転職することで悩みを解決できます。
リハビリ業界では、残業するのは当たり前という風習があります。
- 業務終了後は勉強して当たり前
- 勉強会は強制参加
- 上司、先輩より先に帰ると嫌味を言われる
- 給料が少ないからあえて残業をしている
上記のようなことが、日常的に行われていて、定時に帰ろうとすると白い目で見られることも多いです。
しかも残業をやっても残業代が支払われないことも多いので、時間を搾取されているだけになってしまいます。
もし残業が多くて職場環境に悩んでいるなら、転職し新しい一歩を踏み出せるチャンスです。
この記事では、残業が少ない職場の探す方法と、なぜ残業をしてしまうのかを書いていきます。
残業をしてしまう5つの理由
まずは、残業をしてしまう理由を挙げてみます。上記に挙げた項目は、残業になりやすい理由です。ぼくの体験談を踏まえながら、ひとつずつ説明をしていきます。
- カルテ、サマリー書く時間がない上にパソコンが少ない
- 新人、学生指導がある
- 時間外の院内(法人)の研修、委員会がある
- 早く帰ると「悪」
- あえて残業をしている
① カルテ、サマリー書く時間がない、パソコンも少ない
残業が多い病院に勤務していたときは、リハビリのスタッフが少なかったので、担当患者が多くいました。回復期リハビリ病棟なのに、多いときだと8~11人。
回復期リハビリ病棟での平均受け持ちは、介入時間(3単位1時間)を考慮しても5、6人が限界です。
それを上回る人数だと、カルテや計画書、サマリーを書く時間は業務時間内では、難しい状態です。
なので、時間外で事務作業をやることが多くなります。しかも、入力出来るパソコンも少ないので、さらに時間がかかってしまうという悪循環になってしまっていました。
② 新人、学生指導がある
日々の業務に加え、新人の指導もあります。実習生も受けていたので、学生の指導もありました。
もちろん、業務時間内では終わることは難しいので、業務外の時間にやり残業扱いです。
ぼく自身は、誰かに教えたりするのは、好きな方でしたが、残業代の限度時間(最高15時間)が決まっているのは我慢出来ませんでした。
新人指導に関しては、毎年、退職するような職場でした。指導してもいなくなっての繰り返しで、まさに自転車操業。
③ 時間外の院内(法人)の研修がある
これは主に、委員会などの研修が多く、年間スケジュールに組み込まれているので、仕方のないこと。
しかし、あまりにも頻度が多いと、家族がいる方は、負担になってしまいます。
しかも、ぼくの場合は、カルテ業務といった事務作業が終わってない状態で、参加するから、研修がある日は21時を回ってから帰ることもありました。
もちろん残業代は限度時間が月に15時間と決まっているので、それ以上は出ません。それ以上してもサービス残業です。
④ 定時で帰ると「悪」
たまにではあるが、定時で帰れる日もあります。定時で帰ろうとすると、上司や先輩が残って残業しているのに、「まだ残っているのに、なぜ帰るのか?」という白い目で見られました。
そうなると定時で帰れる雰囲気ではないし、何も仕事がないのにパソコンを見たり、調べ物をしたりするふりをしていました。
もっといえば、リハビリ業界では、業務終了後に勉強して当たり前という風習があります。
カルテを書くのに分からないことを調べるのは理解出来るが、興味なのない勉強会に強制参加させることが多くあります。
理由は、分からないが、参加して当たり前という風習は昔からあるみたいです。悪しき風習を代々受けつがれています。
⑤ あえて収入アップのために残業している
この背景には、理学療法士の給料が少ないから仕方なく残業しているという背景があります。
理由は、診療報酬や介護報酬の改正の度に、下げられてしまっているからです。
昇給に関しても大幅なアップは期待出来ません。ぼくの昇給は基本給が500円で、その他の手当てが1500円と、合計で2,000円でした。同じところで勤めて5年で1万円、10年で2万円と計算すると、どれだけ少ないかイメージしやすいと思います。
基本給のが増えないとボーナス(賞与)も増えないので、モチベーションは下がります。
あえて残業している方は、残業代欲しさに既婚者、未婚者、関係なくやっていました。
限度時間が決まっているのに、マックス貰おうという考えです。
定時帰宅する3つのメリット
今まで残業で19~21時に帰宅していたのが、定時に退社することで2~4時間/日 の時間が作れます。1週間で14~28時間、1ヶ月で56~112時間と膨大な時間を作ることが出来ます。
これだけの時間があると、家族や自分の時間も作りやすいです。
- 家族との時間が作れる
- 新しいことにチャレンジ出来る
- 仕事も楽しく出来る
定時退社するようになって上記項目のメリットを体感出来るようになったので、ひとつずつ書いていきます。
① 家族との時間が作れる
ぼくが1番大事にしていることです。これから子供も生まれるので、子育ては一緒にしたいと考えています。
子供の1番可愛いときを、妻と一緒に育てることが出来る喜びは、父親としても嬉しいことです。
残業ばかりしていたら、その喜びも感じることが出来ません。仕事も子育ても楽しんでやっていきたいと思い、残業の少ない定時退社できる老健を選びました。
② 新しいことにチャレンジ出来る
家族と一緒にいられる時間が作れると同時に自分の時間も作ることが出来ています。
主に自己投資に時間を使っています。これからの時代は理学療法士だけの資格だけでは、やっていけないと思い副業を始めました。
その副業の勉強のために時間を使っています。
これは、残業で時間を搾取されていては、絶対に出来ないことです。
時間があれば、理学療法士としても勉強することができ、認定理学療法士を目指すことも出来ます。その他の資格の勉強をすることだって出来ます。
スキルアップの勉強をするには、残業ばかりやっていると、新しいことにチャレンジすることは出来ません。
残業ばかりで疲れている、あなたは環境を変えて、次のステップに行くべきです。
③ 仕事も楽しく出来る
残業ばかりやっていた頃は、なにやっても仕事がつまらなくて辞めたかったです。
疲れも取れないし、心のゆとりもない状態。勉強も出来ないし、スキルアップしようにも心身ともに疲れているので、集中して出来ません。
しかし、転職してからは、残業が減ると心のゆとりも戻りました。心にゆとりがあると、理学療法士としての仕事も専念出来るし、楽しんで仕事が出来るようになります。
1日大半は仕事で費やされるので、楽しんで仕事をしたいですよね。
残業が少ない求人を探す方法
残業が少ない求人は、普通にネットで探しているだけでは、分からないことが多いです。
理由は、公開されている求人の項目を見ても残業少なめとしか書かれておらず、ほんとの詳細は分からないからです。
転職サイトに登録することで、求人先の知りたい内部情報を事細かく教えてもらうことが出来ます。
もちろん、残業や給料ことから年間休日のことまで細かく教えてくれます。
1人で転職活動をしているときは、情報収集するのに限界を感じていましたが、転職サイトを使うようになってからは、一気に情報の幅は広がりました。
これは転職サイトを使って実際に転職をして感じたことです。
残業が少ない職場環境
転職するときに、キャリアアドバイザーから提案された、残業が少ない職場です。
- 訪問リハビリ
- 介護老人保健施設
- 特別養護老人ホーム
- 有料老人ホーム
転職するときには、介護老人保健施設と訪問リハビリ以外は、経験があったので、施設の雰囲気などは何となく分かってました。
悩んだ末に転職先に決めたのは、「介護老人保健施設」です。決め手は、見学をして施設の雰囲気が良かったこと、事務長の考え方や自分がやっていきたいことがマッチしたので、就職することに決めました。
事前に、キャリアアドバイザーから、転職先の内部情報や給料、年間休日、残業の有無なども聞いてたので、気持ちよく転職を進めることが出来ました。
オススメ転職サイト
さいごに:残業が少ない求人探しは転職サイトで探すのが効率的!
仕事をしながらだと、有益な情報を探すのは限界があります。残業をしている職場なら尚更、1人で転職活動するのは、疲れてしまいます。
疲れてしまっては、好条件の求人があってもタイミングを逃してしまう可能性もあります。タイミングを逃さないようにするためにも、転職サイトに無料登録してキャリアアドバイザーから有益な情報をもらいましょう。
下記のリンクは、ぼくが転職をしたいと思ったきっかけと、実際に転職サイトを使ってみての感想を書いているので、転職を考えている方はには参考になるので、読んでくれたら嬉しい。