こんな疑問に答えていきます。
転職をしたくてたくさんの病院、施設見学をしていました。
重い腰を上げて見学に行ったのはいいんだけど、やはりリハビリ業界もブラックだなって感じずにはいられなかったです。
と、いうよりは、時代錯誤の経営者もいるんだな。と、感じてしまいました。
転職は、時間も体力も使うし、出来ればダメな職場では働きたくないですよね。
楽しくて安心して、働ける職場で働きたいと思うのが本音。
転職を成功させるには、転職先の情報をたくさんもっているかで決まります。(体験談)
ぼくは、1人で情報収集をするのに限界を感じたので、複数の転職サイトを使って転職を成功させました。
実際に使った、転職サイトを下記の記事にまとめてあるので、ぜひ、覗いてみてくださいね。
この記事では、就職先の見学するときの注意する点も踏まえながら書いてみたいと思います。
見学という名の面接
これはよくあるパターンではあるけど、病院や施設の見学をすると同時に面接をすることがあります。
理由は、病院や施設側が面接する時間を時短するためです。
百歩譲って、時短のためだとしても、見学行く側からしたらあまり良い気持ちではないです。
そういう意図を感じてしまってか、「時短か…」って落胆してしまい、いやらしいなって気持ちにもなってしまった。
まぁ、会社側からしたら忙しい時間の合間に、見学っていうものを受け入れているのだから、時間を有効に使いたいって気持ちはすごく分かるのですがね。
やっぱり気持ちって大事だな、と感じました。
理学療法士のかずほーさんとのやり取りで、こんなことを言ってました。世の中酷い会社もあるんですね。
@Nekosato333 僕は前そのパターンで気を抜いていったら面接だけで見学なしで終わらされました。見学だけっていったんですけどね、そして落ちるという。さすがに腹立ちました。笑
— かずぼー (@kazubo_rigaku) 2017年2月22日
休日のことを質問すると嫌な顔をする
「有給は取りやすい環境ですか?」
という質問に対しての返答は「有給は取りにくい環境です!」って即答。
清々しいほどに即答でした。
理由としては、「20〜30代はスキルアップの時期だからしっかり勉強して欲しい」だからだと。
それ以上の返答は貰えなかったんだけど、この見学に行った企業では、スキルアップのための研修以外で、休みを申請をするのは難しいみたい。
むしろ休まないで仕事しながら学べよ。という感じのニュアンスで答えていました。
「どうしても旅行などに行きたいなら、スタッフと相談して休むこともできるよ。ただ休みを取りたくてうちに就職するなら選ばない方がいいよ」と、力強く言ってました。
なんだそれ!
結婚や育児を考えている方からすると、休みが取れるか取れないかは、死活問題といっても過言ではないと思います。
お互いの事を思って言ってるんだと思うけど、なかなかブラックな臭いをプンプン臭わせていました。
正直なところスキルアップは、自分次第なところが大きいと思っています。
休まないで仕事をしても、スキルアップが出来る訳でもないし、休日があったからっていってもスキルアップする訳でもない。
しかし、休日が取りやすい環境の方が、時間は作りやすいし、勉強もしやすいです。(経験談)
時間があれば精神的にも余裕が出来るし、患者さんや利用者さんのために考える時間を作ることが出来るので、やっぱり精神的余裕は必要です。
求人票に記載されていることと話していることがデタラメ
これが大問題でした!
求人の待遇面の欄には「土日祝日」が休みと記載されてあったんだけど、実際に質問してみると、「月金」が休みと答えていました。
他にも看護師も募集をかけていたから、一緒の求人だったのかな。と、自己解釈したけど、求人票と言っていることが違うので、見学の時点で不信感が生まれてしまいました。
そういうせこい事をしている会社では安心して働けないし、この段階でかなりのブラックを感じてしまいました。
残業時間のことも適当でうやむや
残業時間のことを問い合わせても「仕事できる人は早いし出来ない人は…ね?」という返答が。
「・・・」
残業時間はどのくらいなのか?って質問したんだけど、質問で質問を返したりしてるし濁しているし、絵に描いたようなブラックじゃないですか。
残業代などのことも話てくれなかったしどうなっているんだろうか。
まばたきが多い人は信じられない
これは個人的にだけど、質問の返答をする度にまばたきが多い人って信用ならないんですよね。
クセなのかもしれないけど、すごく胡散臭さゲージが急上昇!
ほんとにまばたきが多いんですよー。
15回/秒ぐらいしているんじゃないかなぁってぐらいに!
しかも目を合わせてくれない…
質問に対しての返答を濁しながら、まばたきがが多い方ってなにかを隠しているのかなって思ってしまいます。
理学療法士が病院や施設見学行くときに質問すべきポイント
- 貴院の理念は何ですか?
- 残業・残業手当はあるのか?
- 有給消化率はどのくらいか?
- 研修費は支給されるのか?
- 資格手当はあるのか?
- 離職率はどのくらいか?
注意したい質問はたくさんあるが、上記に上げた項目は、就職する上で知っておきたいことです。
一つずつ説明していきます。
病院の理念は何ですか?
これは、ホームページなどに書いてあることが多いけど、ホームページに書いてあることを派生させて質問してみます。
たとえば、現在、目指している目標や取り組んでいることを聞くことで、病院や施設の方向性を知ることが出来ます。
リハビリ科が取り組んでいることを聞くだけでも、リハビリ科が目標としていることが分かるので、自分がやりたいこととマッチしているか確認することが出来ます。
残業・残業手当はあるのか?
残業があるのは、ある程度は仕方ないことだけど、残業代を出してくれたら、その分給料は上がります。
働く側からしたら、大事なことではあるけど、サービス残業になってしまうことが多いです。理由は、余計な費用はかけたくないからです。
会社によっては、「月に何時間までなら残業代を支給する」「定時から何分以上残ったら残業扱いになる」であったりと、職場によってバラバラです。
最悪なパターンは、残業代は全く支払われないサービス残業の会社もあります。
残業は出来るだけ避けたいけど、残業代は給料に直結してくることなので、1日の残業時間と残業代が支給されるのかは最低限知っておきたい。
有給消化率はどのくらいか?
残業代の支払いも大事だけど、有給を取得することは社会人の権利なので大事です。
会社によっては、有給は全く消化させてくれないところもあります。他にもシフト管理をしている上司が、勝手に有給を当てて強制的に消化させてくるところもあるので、注意が必要です。
自分の希望日には有給は一切使えずに、上司の独断で勝手に使われるパターン。
そうなると、旅行行きたいなと思ったときに長期休暇が取りづらくなったり、子どもの急な体調の変化で、休みたいときにも使うことが出来なくなります。
1日単位の有給が取得出来るかも大事ですが、時間単位で有給が使えるかも知っていると、生活スタイルに合わせて仕事がしやすくなります。
研修費は支給されるのか?
医療業界は、日進月歩で日々勉強が必要です。
院内・施設内の研修だけでなく、外部の研修にも参加することも多くあります。
もちろん、研修の参加は個人の自由ですが、参加費や交通費もかかってくるので、研修費もバカになりません。
外部の研修費になると1万を超えることもあるので、毎月参加するとなると、膨大な金額になってしまう…
もちろん、自分の知識やスキルアップに使うお金なので、投資だと思えが安いけど、やっぱり生活もしないといけないので、研修費の補助は欲しいところです。
全額負担しないにしても、一部負担、年間○○%負担といったこともあるので、確認しておくと外部の研修も参加しやすくなります。
ちなみに、ぼくの前職は、研修費の負担はなかったので、全て自己負担でした。
資格手当はあるのか?
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は国家資格なので、病院や施設で資格手当を出しているところも多いです。
その他の資格にも、勤務地によっては、資格手当を支給してくれるところもあります。
たとえば、「3学会合同呼吸認定療法士」や理学療法士協会で取得出来る「認定・専門理学療法士」、心臓リハビリテーション指導士、糖尿病療養指導士などもその他の資格にあたります。
このような資格は、国家資格でもないので、認識としては、知識が一定以上あります。という認識です。
なので、理学療法士以外の資格を持っていても、資格手当が支給されない場合があります。
他の資格の取得を考えている方は、資格手当の支給はあるのか、確認してみると働く上でモチベーションも違うので質問して損はありません。
最近は、「認定・専門」が付く資格に手当を付けてくれる会社も増えてきましたね。
離職率はどうなのか?
就活する上で、離職率を確認することは大事です。
そもそもだけど、求人を出すということは、何かしら理由があるからです。
たとえば
- スタッフが家族のことで引っ越しすることになった
- 家族の介護をすることになった
- 結婚して子育てをすることになった
- 会社の事業拡大をすることになった
といった、ポジティブな理由ばかりではありません。
逆に、会社側に何かしら不満があり、退職者が後を絶たない、などの理由であれば、そこに就職するのは心配になります。
就職してから、後悔しないためにも見学のうちに質問して心配事は極力少なくしておきましょう。
マイナス面のことは、会社は教えないことが多いので、転職サイトを上手く使って、情報収集をしていました。
実際に使った、転職サイトを下記の記事にまとめてあるので、ぜひ、覗いてみてくださいね。
自分で質問しにくいならキャリアアドバイザーに任せよう!
転職サイトを活用すると、キャリアアドバイザーが担当についてくれます。
キャリアアドバイザーは、求人先の情報をたくさんもっているので、上記の質問はだいたいのことは分かっています。
給料や休日のことなどは、自分で質問しにくいですよね。質問しにくいこともキャリアアドバイザーなら知っていることが多いし、分からないことは代わりに聞いてくれます。
しかも、病院・施設内の雰囲気から人間関係のことまで知っています。なので、どんな職場なのかを事前に知ることが出来ます。
もちろん、実際に見学してみて分からないことも多いですが、見学する前に知るべき情報はたくさんあると思います。
情報を持っていることで、見学するときに見るポイントも絞れるし、さらに踏み込んだ質問だってすることも出来ます。せっかく見学、転職するんだから後悔はしたくないですよね。
ぼくが、実際に使って良かった転職サイトをまとめたので、転職を成功させるにも活用してくださいね。
転職サイトに登録していない方は、自分で求人を探さないといけないし、情報収集も1人でしないといけません。
転職サイトを活用し、自分の希望する条件を伝えるだけで、好条件の求人や非公開求人を優遇してもらえるので、スタートラインが違います。
さらには、履歴書や職務経歴書の書き方、面接の対策もしてくれます。
もちろんこれだけのサービスを受けても無料です。料金などは一切かからないので安心して活用することが出来ます。
後悔しない転職活動をしていきましょう!
マイナビ
厚生労働省にも認可された良質な転職サイト「マイナビ」。目利きのアドバイザーが選んだ質の良い求人しか紹介しないのがマイナビの売り!多くのリハビリ業界の方に愛用されており評判もGood。転職を考えているならマイナビに無料登録!
メドフィット
こちらも厚生労働省の認可された良質なサイト「メドフィット」。職種ごとに専門のアドバイザーが付くから、履歴書や面接の対策が他の転職サイトとは、一線を画する。医療業界では最も求人が多いのも特徴的。マイナビとセットで無料登録するのがオススメ。
PTOT人材バンク
「PTOT人材バンク」は、年収、休日アップしたい!と、いう方向けの転職サイト。学生も登録出来る珍しいサイト。本気で即転職したい方には、最大限サポートを惜しまないサイトとなっています。希望条件のヒアリングも細かくとってくれるので安心して一緒に転職活動が出来ます。
さいごに:見学の最大の失敗は転職サイトを活用しなかったこと
見学のときに気をつけたいこと
- 有給消化率が低い
- やたらスキルアップと言ってくる
- 求人票に記載されてあることがデタラメ
- 質問に答えてくれない
- 目を合わせてくれない、まばたきが多い
- 質問には気をつける
自分が追い求めている完璧な職場なんてものは存在しないけど、ある程度は社員のことを考えてくれるところに入職したいです。
ここ最近の会社は、人材確保で困っている割には社員のことを考えていない会社が多いので、就職活動をしている方は見極める必要があります。
今回ぼくが、失敗したことは一人で転職活動をしてしまったことです。
転職サイトのキャリアドバイザーに相談していれば、会社側に聞きにくい質問などもしてくれるし、たくさん情報収取もできるので、安心して職場見学や面接に行くことができます。
大切なことなので、もう一度言いますが、転職を成功させるには、たくさんの情報を持っていた方が、スムーズに進めることも出来るし、給料アップなどの交渉もしやすくなります。
実際にぼくが使った、オススメの転職サイトの登録方法や口コミも書いてあるので、読んでみてください。
少しでも役にたってくれたら嬉しいです。