この記事では、理学療法士が別の道を考えると、どんな選択肢があるのか?また、違う道でも働けるのか?と考えている方向けに書いています。
理学療法士の資格を取得してから、実際に臨床に出て頑張っていると、ふとした瞬間に、理学療法士以外の仕事も体験したいな。と考えてしまうことがあります。
考えてしまう原因としては、理学療法士として、疲れてしまい転職を考えている、または、理学療法士以外の仕事に興味が出てきた。他にも理学療法士の資格を活かして起業したい、セミナー講師がしたい。といった動機が出てきます。
よく考えてみると、理学療法士は、臨床で頑張る以外にも、たくさん選択肢があります。
もちろん、理学療法士と全く関係ない一般企業にも就職している方はいます。
実例として、ぼくも理学療法士として働きながら副業として「ウェブマーケティング」を勉強しています。
ウェブマーケティングを勉強することで、本業の理学療法士としても視野が広がり、いい刺激をもらっていているので、理学療法士の仕事の視野の幅も広がっています。
この記事では、ぼく体験談なども踏まえながら書いています。
転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。
理学療法士という仕事に不安になってしまう
理学療法士が別の道を考えてしまう理由として、理学療法士の仕事に不安を感じてしまうからだと思います。
実際に働いているぼくでも、理学療法士という職業がどうなっていくのか不安です。
下記の記事に、今後、理学療法士がどうなっていくのかをデータを踏まえなが書いてみたので、気になる方は読んでみてください。
不安の解消方法も書いているので、きっと参考になります。
理学療法士が一般企業に働くには?
別の道としては、全く違う道である一般企業への転職です。
一般企業といってもたくさん職種があるので、例を挙げて説明していきます。
理学療法士の資格を活かしながら一般企業に就く
ぼくの同僚は、理学療法士の資格を活かしながら「介護ロボット」を開発する、ベンチャー企業に転職しました。
海外では、有名な企業だけど、日本進出したばかりのベンチャー企業。
待遇面の方は、肩書きを「理学療法士」として向かい入れてくるそうで、給料面も下がることなく一般企業に転職を成功させています。
同僚に、なぜ、介護ロボット開発の会社に転職したのか?と動機を聞くと「面白そうだし、これからロボットが発展していく可能性が大きいから」とのことだった。
同僚は、海外研修もあるんだ!といいながら、同僚は楽しそうに話してくれました。
ぼくは、自分が面白そうだと思ったは、すぐに行動に移せる、行動力に関心してしまいました。
1番驚いたのは、一般企業とはいえ、企業や職業の分野によっては、「理学療法士」としても迎え入れてくれる企業もあることに驚きました。
これからは、人口も減り、高齢者の方が増えてくるし、介護ロボットは注目されているので、すごく将来性のある楽しそうな分野。
介護ロボットは、理学療法士としての、視点も必要になってくるので、理学療法士としての活躍の場所は、今後も広がっていきそうです。
初めて一般企業に転職を考えている方は、「リクナビNEXT」のグッドポイント診断を試してみると面白いです。
18種類の中から自分の強みを割り出してくれるので、どんな職業に合っているのかが分かります。自分の強みが知って、自信を持ってチャレンジしましょう!
※18種類の中からあなたの強みが分かる
理学療法士が開業する(施術やサロンなど)
理学療法士は、条件付きで開業することも出来ます。
しかし、理学療法士は、医師の指示の下でしか、理学療法は出来ないので、「理学療法士」を名乗って開業することは出来ない。
なので、整体だったりボディコンディショニング、リラクゼーションなどといった名称で開業している理学療法士は多いです。
その他にも理学療法士・作業療法士の研修団体としても起業している理学療法士もいます。
理学療法士を名乗って理学療法をしなければ、意外と働く幅は広いように感じます。
ぼくの同僚も、病院で5年ぐらい修行してから、整体師として開業しました。
開業した同僚のその後は、いちからお客さん集めをしないといけないし、自分のスキルもないと、良い口コミは広がらないので、大変だと言ってました。
それでも楽しそうに、仕事をしている姿を見ていると羨ましくも感じてしまいます。
今後は、医療保険や介護保険内でのリハビリをするのは限界になってくるので、地域でのリハビリや自費でのリハビリをする方も、今より多くなってくると思います。
実際に、患者や利用者の方の自費でも受けたいという声は多いです。
病院や介護事業所が潰れるのも多い時代だし、需要と供給的に考えると、自分のスキルを磨いて開業し、生き残れるセラピストになる道もいいかもしれません。
理学療法士がデイサービス、訪問リハビリを開業する
利用者の方には、出来るだけ、保険内でリハビリがしたいという方も多いので、デイサービスや訪問リハビリもまだまだ需要があります。
実際に、ぼくが働いている介護老人保健施設(以下 老健)でのデイケアでは、リハビリを卒業する方は多いです。
卒業する理由としては、日常生活に支障ないレベルまで身体機能低下がアップしたから、デイサービスなどに移行しましょう。という流れで卒業します。
そこで、受け入れてくれるデイサービスが少なくて困っていることが多いので、まだまだ、デイサービスや訪問リハビリは地域にとって需要はあります。
とはいえ、理学療法士だけでは、事業所を開業することは出来ないので、施設基準に合った、資格保有者を揃える必要性があるので、しっかりと調べましょう。
理学療法士でもフリーランスになれる
理学療法士・作業療法士でもフリーランスで活躍している方も多い。
たとえば、非常勤を掛け持ちする形をとっている方もいます。病院や訪問リハビリを掛け持ちする形です。
掛け持ちするメリットとしては、違う領域を診ることが出来るので、視野が広がること。
他にも、時給が高い事業を選ぶことが出来たら、正社員で働くよりも、高年収をもらうことが出来ます。
理学療法士をしながら高年収を貰いたいなら、フリーランスとして、掛け持ちをする方が、現在は現実的なのかもしれません。
しかも、自分で働く時間や場所を選べるのもメリットのひとつだと感じています。
理学療法士がブログ、アフィリエイトで稼ぐ
別の道というよりは、理学療法士を続けながらやる副業という感じです。
実は、ぼくもこのアフィリエイトでお小遣程度ですが、稼ぐことが出来ています。
収益にすると、月に7〜11万と幅はありますが、副業としては十分だと感じています。年間で計算すると84〜132万。
この金額は、昇給では絶対にあり得ない数字です。
しかし、この金額は、副業としては十分だけど、本業にするには少ないです。
本業としてやっている方は、月に100万以上も稼いでいるので、理学療法士の給料よりかなり多い。夢のある職業。
もちろん簡単に稼ぐことは出来ないけど、頑張ったら頑張った分だけ、収益が増える可能性がある分野だと思っています。
理学療法士だと、頑張っても給料は増えないし、むしろ診療報酬や介護報酬が下がっているので、将来的には、給料が下がる可能性があります。今後は大幅なアップはないでしょう。
現に、ぼくが勤務しているところは、後輩の年から給料は、5,000円も減らされて募集されていました。
ブログ・アフィリエイトは、いきなり本業でやるには、リスクが大きいので、働きながら副業でチャレンジして、安定した収益がもらえるようになったら、本業に移行するという手もとれます。
学びも多い分野です。
ぼくが、実際に副業として行っていることを書きました。
【実体験談】
理学療法士が副業で年収132万アップ!これからの時代は副業は必須?
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さいごに:理学療法士に拘らなくても生きていくことは出来る
極論になってしまいますが、理学療法士に拘らなくても仕事は生きていくことは出来ます。
理学療法士を離れてみたいなと思ったら、理学療法士以外の仕事をしてみると気分転換になります。
ぼくは、ずっと同じ仕事をしていると、飽きてしまうし疲れてしまう性格だから転職して、ブログ・アフィリエイトにチャレンジし、Webマーケティングも勉強しています。
違う分野にチャレンジすることで、いい刺激がもらえるので、結果として本業の理学療法士にもいい影響を出してくれています。
一般企業でも分野によっては、理学療法士の経験を活かして就職も出来ます。
悩んでいても仕方のないことが多い世の中です。ちょっとでも興味がある分野があるなら、チャレンジしてみてから考えても遅くないですよ。
今働いている職場の環境に不満があるなら、転職もありです。人間は環境に依存する生き物だから、環境を変えることで、思考パターンも変わるのでオススメ。
そんなぼくも、転職して新しいことにチャレンジ出来ているので、環境の変化はバカに出来ないな、と実感しています。
この記事では、ブラック病院から転職した実体験を書いてあります。転職に悩んでいる方には、参考になると思うので、読んでくれると嬉しいです。
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