こんな疑問に答えていきます。
理学療法士になった方、まだ就活している段階の方もいると思います。
実際に働いたり就活で給料などをリサーチしていると、思った以上に給料が低かったり、休みが少なかったりと将来が不安になっている方も多いと思う。
ぼくも、実際に理学療法士として働いてみて、給料や昇給率も低かったり、休みが少なかったりと将来が不安になっていたので、気持ちはすごく分かります。
特にこれから結婚や子育てを考えている方、漠然と将来に不安を抱えている方は、経済基盤や休日がしっかりとしていることが安心に繋がります。
この記事では、理学療法士として将来に不安を抱えている方の問題の解決方法と実際にぼくが実践していることを書いていきます。
最後まで読むことで参考になると思います。
今後、理学療法士は需要あるのか?
まずは、これから理学療法士は、需要あるのかを説明していきます。
理学療法士は飽和していく可能性が高い
現在の理学療法士は、約16万人いると言われています。
年間1万人以上の方が、理学療法士の国家試験を受けているので、年々かなりの数が理学療法士になります。
しかし、約16万人といえど、資格保有者の数なので、実際に働いている方はもう少し少ないかもしれません。(高齢者になっている方もいる)
現在は、高齢者が多いので、職場を選ばなければ、働くことに困ることはありません。
2040年をピークに、高齢者は減っていく
2025年を堺に、団塊の世代が75歳以上となる高齢者がグッと増えはじめて、2040年でピークを迎えます。
その後は、緩やかに人口は減り始めていきます。
出典:高齢者の人口は2040年に3,868万人でピークを迎える - シニアガイド
総人口で見ると、2048年には、1億以上いた人口も9,913万人となり、1億を割ってしまうというデータも出ています。
2048年になると、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上になっていて、かなりの高齢者が増えていることが、下記のグラフからも分かると思います。
出典:第1章 第1節 1 (2)将来推計人口でみる50年後の日本|平成25年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府
データから見ると、2048年までは、理学療法士としての需要もかなりありそうですね。
地域にもよると思うけど、高齢者は多くて、施設に入れない方も多いです。
理学療法士が、活躍出来るところは、病院や施設だけでないので、活躍出来るところはたくさんあります。
ジム乱立で理学療法士としても需要ある?
今では、ライザップなどが力を入れていて、ジムなどがたくさん出来ています。
健康ブームの波も手伝って、コンビニやTSUTAYAでもフィットネスジムもオープンさせています。
【外部リンク】:9月に新オープン!新感覚フィットネスクラブ〔TSUTAYA Conditioning〕で、こころとからだを整える体験♪|LIMIA (リミア)
こういったところから、理学療法士が活躍出来る場所は広がっていくと考えています。
もちろん、理学療法士は、医師の指示の下でしか、理学療法士を名乗って業務は出来ないので、整体、コンディショニング、トレーナーといった看板を立てて仕事をしていきます。
医療保険、介護保険は下がっていく一方
理学療法士の給料(年収)は低いから副業で年収の底上げ
理学療法士としての平均年収は下記の通り。
- 平均年齢:31.8歳
- 勤続年数:5.3年
- 労働時間:163時間/月
- 超過労働:5時間/月
- 月額給与:280,700円
- 年間賞与:701,200円
- 平均年収:4,069,600円
出典:理学療法士の給料・年収 | 理学療法士など550種類の職業や仕事を紹介 Career Garden
ぼくは、30代なので、平均年収にピッタリマッチしてしまいます。悲しいことに…
20代で、一人暮らしであれば、食べていく分には十分に余裕がありますが、これから、結婚や子育てをしないといけないこの年収だと、正直なところキツい。
ぼくは、結婚もしており、将来は子供も欲しかったので、転職して、年収アップしました。
本業の年収アップの上限は決まってしまうので、副業で年収アップも力を入れています。1年以上、副業をした結果、副業だけの収入で年間100万以上アップしています。
本業と合わせると年収は500万以上にアップすることに成功していて、副業の年収は、まだまだ発展途上です。
これからも、診療報酬や介護報酬は引き続き下がっていく一方なので、理学療法士の給料のアップすることは期待できません。むしろ、下がっていくので、これからは、副業などをして稼ぐ力をつける必要があると考えています。
理学療法士の給料も減給され病院、施設も潰れていく時代

しかし、高齢者が増えるということは、国の財源も圧迫することは必至。
現に、ぼくの前職は、入職した当時より、新卒の給料は5,000円も低くなっており、年間60,000円の減給されています。
病院や施設が潰れないにしても、給料は上がることはなく、減給される可能性はすごく高いです。
中には、リストラも始まっている会社も出ているので、経営が大変な会社で働くのもリスクが高いです。
その中でも理学療法士の公務員は安定している?
正直な話、下記のデータを見て頂いたら分かる通り、公務員の給料はそこまで高くないです。一部のデータを引用してきました。
引用:地方公務員(薬剤師・医療技術職)の給与内訳を知る(2012年)|給料.com
地方公務員の給料は、都道府県によっても違いますが、年収は390万が相場となっています。
一般・民間企業と比較してもそこまで高くありませんが、理学療法士が公務員として働くメリットをこれから書いていきます。
理学療法士が公務員になるメリット
- 年間休日が多い(カレンダー通りに休める)
- 福利厚生が良い
- 昇給率も良い
- 退職金が良い
理学療法士が公務員になるメリットとしては、休日が多いことや福利厚生にあると思っています。
民間の企業になると、年間休日は98〜110日というところが多いです。中には125日という高待遇のところもあるが、稀にあるぐらいです。
その中でも、公務員の年間休日は120日と多くてカレンダー通りに休める。夏季休暇や年末年始の休みも合わせると、120日以上になるので、給料より、休日を優先したい方には、すごく良い待遇。
その他にも福利厚生も良いので、退職金も民間企業の倍は貰えます。昇給率も良いし、個人でやっている病院と比較になりません。
今後、理学療法士として生きていくには
理学療法士も副業、起業などをして生きていく
上記でもちょろっと書きましたが、今後は理学療法士としての給料アップは厳しいです。
しかも、昇給率も悪いし、同じところでずっと働いていても給料アップは難しい。
そうなると転職をして、給料アップをするか、副業をして年収アップをするかのどちらかしか、年収をアップする方法はありません。
個人的には、副業がしやすい環境へ転職することがオススメしています。
実際にぼくも副業がしやすい環境へ転職し、副業(アフィリエイト)で11〜7万は稼ぐことが出来ます。年間にいて132〜84万も年収のアップです。
これは普通に理学療法士をやっていると、ここまでの年収アップは期待出来ません。月に本業の理学療法士以外の給料から、さらに給料が貰えることは、嬉しいものです。
しかも、頑張ったら頑張った分だけ、収入が増えるのがアフィリエイトの良いところ。
副業をすることによって、知見や視野を広げることが出来るので、副業はたくさんのメリットがあります。
理学療法士が、出来る副業の種類はたくさんあるので、自分に合ったやつを探すといいでしょう。
今後は、理学療法士と高齢者の需要と供給のバランスは可能性は高いので、理学療法士の他にスキルを身につけるためにも副業は良い。
もし、理学療法士として働けなくなっても、他にスキルがあれば、不安なく生活することが出来ます。収入の軸を複数持つことでリクス分散することも出来ます。
さいごに:理学療法士の不安は行動することで消そう!
理学療法士の不安は「給料」はアップするのか、「働き口」はあるのか、が1番大きいと思う。
今後は、理学療法士は増えるけど、高齢者は少なくなる。ということが起きてくるので、理学療法士だけで生活するのは、大変になります。
少しでも良いから、他のスキルを磨き、「理学療法士×○○スキル」と掛け合わせて、生き抜く力を磨いていきましょう。
これからは、理学療法士が副業する時代が当たり前になってきます。
副業するには、時間があることが大前提になります。働きやすい職場環境を手に入れて、スキルを磨いていきましょう。
ぼくが転職をするときに、実際に使ってオススメしたい転職サイトをピックアップしたので、転職を考えているなら、登録してください。
転職サイトに登録することで、自分の希望条件に合った、非公開求人を紹介してくれて、履歴書や職務経歴書の書き方、面談のアドバイスなどの指導もしっかりとしてくれます。
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