理学療法士・作業療法士の学校の夜間部に入学すると、リハビリ助手のバイトをやろうかで悩む人は多いと思います。もしくは国試浪人生など。
もちろん、学生でなくてもパートを考えている方もいます。
学生の頃は、夜間部に通っていたので、「病院」と「クリニック」の2つのリハビリ助手のバイトをやっていました。
2つの勤務先でリハビリ助手を経験して、どの職場でも共通する部分があったので、具体的な仕事内容と大変だったことを書いてみます。
その他にも、リハビリ助手の仕事をお得に探せる方法も紹介しています。
リハビリ助手を始めようと思っている方の参考になれば嬉しいです。
リハビリ助手の仕事は「資格」はいらない
リハビリ助手の仕事に、資格はいりません。
理学・作業療法士は、「国家資格」を取得して初めてできる仕事だが、リハビリ助手は資格がなくても出来る仕事です。
言葉は悪くなってしまうが、業務内容さえ覚えれば、誰でも出来る仕事だと感じました。
資格がないからっていってもリハビリ助手は、リハビリスタッフの一員なので、入院患者さんや外来患者さんからは頼りにされる存在です。
リハビリ助手の仕事内容
- 患者さんの送迎
- 介護(移乗動作の介助)
- リハビリ訓練のお手伝い
- 患者さんとおしゃべり(コミュニケーション)
- 事務業務(簡単なPC入力)
リハビリ助手といっても、具体的にはどんな仕事をやるのか、分からない方も多いと思います。リハビリ助手の主な仕事をザッと上記に挙げてみました。
これだと大雑把すぎるので、各項目ごとに細かく説明していきます。
患者さんの送迎
病院と整形外科クリニックで、リハビリ助手をやっていたときは、患者さんの送迎をしていました。
病院でのリハビリ助手の仕事
病院であれば、入院されている患者さんが主なので、病室まで迎えにいってリハビリ室へ。
車椅子の方や歩行器を使って歩いている方もいるので、転ばないように支えながら歩いてたりします。
リハビリが終わったら部屋まで送り届けます。
病院によって送迎をやってくれる方は看護師、介護士さんだったりと違うので、その病院に合わせるといいと思います。
クリニックでのリハビリ助手の仕事
クリニックでは、主に外来の患者さんが来院されるので、歩くときに手助けが必要な方であれば、そのお手伝い。
車椅子の方であれば、車椅子を押すお手伝いを行っていました。病院と比べると、歩ける方が多いので、介助量は少ないので楽です。
介護もする(移乗の介助)
介護という言葉を聞くと、ガチガチな介護をイメージすると思いますが、リハビリ助手は、オムツ交換などはしません。
病院やクリニックでも共通する部分ですが、車椅子⇔ベッドへ移るときに、お手伝いが必要な方を介助をします。支える程度で乗り移りをする方は、軽く支えたり、転ばないように見守ったりします。
中には自分では、何も出来ない方(重度)もいて、1人で乗り移りをするのが難しい方もいます。その時は、他のスタッフの方も手伝ってくれるので、安心して下さい。
無理して1人で行って、患者さんを怪我させたら大変なので、「1人では大変だなぁ」と、感じたら周りのスタッフに声をかけましょう。
きっと快く手伝ってくれます。
患者さんの訓練のお手伝い
具体的な仕事内容
- 訓練前のバイタルチェック(血圧などを測る)
- 筋トレのセッティング(重りを装着など)
- エアロバイクのセッティング
- 物理療法のセッティング
- 歩行訓練
運動療法はセラピストの国家資格がないとできないので、リハビリ助手はセラピストの指導の元で行います。ぼくは、上記に挙げたものを主に行っていました。
訓練前のバイタルチェック
バイタルチェックは、血圧や脈を図ったりして、担当セラピストに報告したりメモを取ったりします。計測方法は、電子血圧計を使うところが多いので、簡単に計測することが出来ます。
病院によっては、水銀の血圧計で図るところもあるので、図るのにちょっとだけコツが必要ですが、練習すれば誰でも図ることが出来ます。
筋トレやエアロバイクのセッティング
セラピストが訓練内容を決めるので、その内容通りにセッティングをします。
例えば、3kgの重りを患者さんの足に着けて筋トレをさせたり、エアロバイクを漕ぐ時間や負荷を調整しセッティングをします。
場所によっては、機械を使ったトレーニングをしているところもあるので、重りの調整をしたりします。
エアロバイクに乗り移りがしにくい方は、介助をしながら乗り移りのお手伝いもします。
物理療法のセッティング
物理療法は、たくさんの種類があるんだけど、病院に置いてあるのは、マイクロ波(上記画像)の器具の操作を行うことが多いです。
マイクロ波は、数値があらかじめ決められているので、ボタンを押すだけで簡単です。
基本的には物理療法は、ボタンを押すだけのお仕事なので、機械だからといって心配する必要はありません。
セッティングしたり患者さんに装着するときに、ちょっとだけコツがいるんだけど、これも慣れたらすぐに出来ます。
患者さんとおしゃべり(コミュニケーション)
「おしゃべり」って言うと軽い感じだけど、堅苦しく思わなくても大丈夫です。
ぼくは、何気ない日常の会話をしていました。
「今日はいい天気ですね」「食事は何を食べました?」とか、そういうの軽い感じのコミュニケーションです。
リハビリ助手は受付も兼任するので、順番を待っている方たちへの声掛けをしたりします。
会話の様子から「いつもと違うなぁ」と感じる患者がいたら、必要に応じて担当のセラピストや医師に連絡を取ったりもします。
これも大事なリハビリ助手の仕事です。
患者さんによっては、リハビリはツラいと思う方もいるので、励ましながら訓練をやったりしていました。
事務業務(簡単なPC入力)
当時のぼくは、Excelも満足に使えなかったですが、入力することは簡単。入力するのは、来院された患者さんの人数や単位数などを入力をすることです。
ほんとに数値を入力するだけの簡単なお仕事だったので、Excelが使えなくても出来ました。
流石に、仕事をこなしていくと覚えれられますし、分からなければスタッフも教えてくれるので安心してください。
リハビリ助手の大変と感じたところ
リハビリ助手の仕事量は、勤務地によってまちまちです。
病院とクリニックで感じた大変だったところを書いていきます。
病院で感じた大変だったところ
病院は軽度から重症の患者さんが入院しています。
特に、重度の患者さんは、自分では何も出来ないので、基本的には手伝う量が多いです。車椅子からベッドへ乗り移りする時は、1人では出来ないので、周りにいるスタッフと一緒にやっていました。
病院では、車椅子の方が多く、介助量が多くなるので、腰が痛くなったりもしました。痛くなる原因は介助方法が悪いので、コツさえ分かれば腰は痛くならないけど、慣れるまでが大変。
その他にも、入院患者と外来患者さんと、たくさんいるので名前と顔を一致させるの苦労しました。人の顔を覚えるのが得意方はすぐに慣れると思うけど、ぼくは苦手なので苦労しました。笑
クリニックで感じた大変だったところ
クリニックでは、だいたい1日あたり90〜150人が来院することもあったので、人数をさばくのに苦労しました。
基本的には受付けと、物理療法のセッティングになるので、同時に行うので、慣れるまでに時間がかかりました。
病院と違って、歩ける方が多いので、介助量は少ないので、その辺はクリニックの方が楽です。
人数に関しては、天候などにも左右されるので、その日によってまちまちです。逆にすごく暇な日もありました。
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さいごに:リハビリ助手は人と蜜に関われる仕事
リハビリ助手は、資格がなくてもできる仕事です。
資格がなくても出来る仕事ではあるけど、リハビリはコミュニケーションを最も重んじる仕事だと思っています。
コミュニケーションが苦手な方も、実際にやってみたら出来ます。
ぼくはコミュニケーションは苦手でしたが、リハビリ助手の仕事をすることで、苦手意識を克服することが出来ました。
スタッフや患者さんたちに、すごく助けられた部分は大きいと思うし感謝しています。
リハビリの勉強だけでなく、人との繋がりを感じることの出来る良い仕事だと思うので、ぜひ飛び込んでみてください。