国試浪人をすると、まず予備校に通うか迷いますよね?
ぼくも一人で勉強できるか心配だったので、真っ先に予備校に通うか迷いました。
結果的には、通うことを諦めましたが…
諦めた理由は、留年、国試浪人もして、さすがに両親に金銭面で迷惑をかけたくなかったからです。
自慢することが出来ない、恥ずかしい話ですが…
この記事では、予備校に通う方もいると思うので、予備校について書いていきます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
予備校に通う2つのメリット
①.同じ境遇の仲間がいるからモチベーションが保ちやすい
予備校は、同じ境遇の仲間がいるところとです。
予備校だから当たり前って言えば当たり前なんですが、仲間がいると精神面で違うし、モチベーションは保ちやすいです。
ぼくは、1人で勉強していたので、国試までモチベーションを維持することは本当に大変…
仲の良い友人も国試に落ちてしまったので、友人と連絡を取り合い、情報の共有をし、なんとかモチベーションを保つことが出来ていました。
②.国試へ向けての勉強の資料がある
十数年の国家試験の過去問を分析した資料があることです。
出題傾向から出題しやすい問題をまとめた資料が貰えることがメリットのひとつ。
友人が予備校に通ってたので、資料を見せてもらったのですが、正直な話、自分でまとめることが出来るレベルの資料でした。
この資料を見てから、予備校に通わなくても、1人でも頑張れそうと思い、頑張って合格することが出来ました。
予備校に通う2つのデメリット
①.月額料金がかかってしまう
費用については、あとで詳しく後述しますが、216,000円(税込み)かかってしまいます。
1人で勉強する自信がない方からしても、決して安い金額ではないことは確か。
国試も落ちるだけでも経済的に、負担がかかってしまうのに、予備校でも経済的にかかってしまうのは、気が引ける…
②.人に流されてしまう可能性がある
予備校って同じ仲間がいる分、悪い方向へ流されないか心配な環境でもあります。
やっぱり勉強は自分次第のところあるので、予備校に通ったからといっても安心は出来ません。
失礼な話だけど、国試に落ちた原因は、自己管理不足で落ちた人が多いです。(僕も含めて)
予備校には自己管理不足で落ちた方が、一斉に集まるので、流されないように自分をしっかり自分を保つことは大事なことです。
予備校に行くなら強い意志を持って行きましょう!
予備校のだいたいの勉強スケジュール
5〜9月
10〜12月
1〜2月
スケジュールとしては平日コース、日曜集中コースなどがありました。
予備校によっては理学療法士・作業療法士と分けてあるところもあります。
時間帯はだいたい1日3〜4時間、日程によっては丸1日の日もある感じでしたね。
クラス10名の少人数で対応してくれる予備校もありますし、集中できる環境を作っているみたいです。
しかし少人数の対応ってなると費用もお高くなりそうなイメージ…
気になる予備校の費用
予備校によってコマ数や総時間が違ってくるので、費用はまちまちだけど、20万近くはかかると覚悟していた方がいいと思います。
篠原リハビリテーション国家試験対策校
- 9ヶ月コースで月2回
- クラス10名の少人数の個別指導
- 9〜13時(4時間)全78時間
- 費用:216,000円(税込み)
年間を通してみても決して安いお値段ではないです。少人数で個別指導がお高い要因だけど、やっぱり高い…
費用が高かったこともあって、ボクは自分で勉強することに決めました。
通信講座もあるよ
学校や仕事で忙しい方向けに、「通信講座」もあります。
自分の住まいから、予備校が遠い方は通信講座はいいかもしれない。お値段も良心的だし、これは予備校に通うよりハードルは低いです。
東京アカデミー
- 入会金:5,000円
- 受講料:基礎分野(34,000円)+ 専門分野(34,000円)=54,000円
▶ 東京アカデミー
受講料は、基礎分野と専門分野を一括で申し込みをすると安くなります。
特典としては、最寄りの学校で全国模擬試験が無料で受験できるとのことがあります。
予備校に行く必要性はあるの?
正直な話、経済的に余裕のある方は通ってもいいと思います。
ぼくが行かなかった理由としては、予備校に通うぐらいに経済的には余裕はなかったからです。
留年して国試浪人もして挙句の果てには、予備校通わせてくれなんて、口が裂けても言えませんでした。
金銭的な理由の他に、予備校の勉強スケージュールを見て「解剖学」「生理学」「運動学」といった当たり前のことをやっているなと感じたからです。
これなら自分1人でも勉強出来るのでは?という変な自信が出来てきました。笑
自信が出てきた理由としては、解剖学、生理学、運動学は、人間の身体が進化しない限り教科書は変わることがないからです。
教科書に書かれていることをしっかり理解したら、国試に合格することが出来ます。
その他にも、予備校みたいに自分で勉強スケージュールを自分で立てて、勉強する内容をちゃんと見直しさえすれば一人でも勉強はできます。
国試浪人している方は、自分の苦手な分野を把握落ちてしまった方が大半だと思います。ぼくもその内の一人でしたので気持ちは分かります。
【関連記事】
自己学習と通信講座が最強!
1人で勉強するのが不安と感じている方は、自己学習と通信講座の併用がオススメだと思います。
通信講座だと完全には1人ではないし、誰かモニタリングをしてくれる方がいるので、モチベーションを保つことが出来ます。(赤ペン先生的な)
バイトや仕事しながらだと時間の融通がつきにくい方には、自分のペースで学習できるのもメリット。
国試の傾向や頻出問題も研究されたテキストもあるので、効率よく勉強できると思います。
これは一人で自己学習するのが心配な方にはオススメ。
さいごに:国試浪人生は自己管理と勉強スケジュールをしっかり立てよう
- 予備校へ通った方いい方:経済的余裕があって自己管理が苦手な方で
- 通信講座:経済的に不安だけど、だれかモニタリングしてくれる方がいると安心
予備校に通っても自己管理はしないといけないので、お金を払って精神的な安定をとるか行かずに気を引き締めて自分で頑張る!かです。
金銭的に余裕はないけど、一人では心配って方は、通信講座をオススメします。
1人で勉強しようと考えているけど、不安がある方は、質問や悩みの相談などは、「理学療法士・作業療法士の国試浪人生のためのお悩み相談室」から受付けしていますので、気軽に連絡ください。
\悩みを解決して気持ちよく勉強しよう/