急性期、回復期、維持期、介護老人保健施設、特別養護老人ホームと渡り歩き、訪問看護ステーション(以下:訪問リハビリ)に転職することに決めました。
転職した理由は、訪問リハビリを経験したかった、副業が出来る環境で仕事がしたかったからです。
年間休日も125日以上もあるし、給料もちょっとだけアップするのも魅力のひとつでした。
転職してみて、訪問リハビリのやり甲斐も感じることができ、副業も両立することが出来ているので、転職して正解でしした。
この記事では、訪問リハに転職してみて、良かったところと大変だと感じていることを書いていきます。
これから、訪問リハに転職、または、興味を持っている方の参考になれば嬉しいです。
使った転職サイトはコチラ
訪問リハビリに転職して良かったこと
自分の時間が作れるようになった
マルクス曰く、「資本家が買い取った労働力は資本家の物だから、労働者は労働時間内に自由時間を作ると、時間泥棒になる」
ぼくは、自由時間を作るために頑張っているから時間泥棒だ。
やることをやっていれば問題ないと思うんだ。
馬鹿正直に働いていると、搾取されるだけの人生になってしまう
— PTねこさと (@PTnekosato) November 20, 2019
病院や施設勤務と違い、訪問リハビリは外に出ることが多いです。
これを言ったら、訪問リハを真剣に取り組んでいる方に怒られそうだけど、1人になれる自由の時間があるので、自分のために使っています。
訪問リハビリしている時に、次の訪問先がキャンセルになること多いので、その余った時間を使って、副業のブログ・アフィリエイトの記事を書いています。
上手く副業をすることで、年間132万も年収がアップすることに成功しました。
もちろん、本業の仕事に差し支えがない範囲で行っています。本業に支障が出るような副業をしていると本末転倒ですからね。
休みが増えて自己投資、家族との時間が作れるようになった
前職は、祝日、お盆休みなどはなく、年間休日も107日しかなく少なかったです。
訪問リハビリに転職してからは、125日以上とかなり多くなったので、自分の時間を作ることができるようになりました。
本業の勉強や副業をするための時間を作ることが出来たのも嬉しいけど、なにより、家族との時間を作りやすくなったのが1番嬉しいです。
カレンダー通り休めることは、自分の家族だけでなく、妻の家族など友人たちとも合わせる時間が作れるようになったのです。
給料もちょっと増えた
訪問リハビリは、病院や施設よりも給料は高く設定されています。
訪問リハビリに転職した理由のひとつに、副業が出来る環境に転職することが目的だったので、給料がアップできたのは副産物でした。
副業の収益を合わせると、年収500万は稼ぐことが出来ているので、本業はほどほどにしながら、自分の事業も考えています。
利用者の自宅までの移動時間が楽しい
病院や施設だと、同じ建物の中にずっといるから、屋外歩行するときぐらいしか、気分転換出来なかったけど、訪問リハビリは、常に外にいるから気分転換することが出来ています。
移動中に、四季を感じることが出来るの気分転換することが出来るのですごく楽しいです。
春は桜、夏は暑さ、秋は紅葉、冬は雪といった四季を利用者とも感じることが出来ます。暑いのも寒いのも苦手ではあるけど…
その他にも、基本的に車での移動だか、好きなラジオや音声を聴いて、勉強することも出来ます。
訪問リハの良いところは、移動時間に好きなラジオが聴けるところかな( ῀ᢦ῀ )1人の時間だから、勉強しながら移動が出来る
— PTねこさと (@PTnekosato) November 21, 2019
今だと、サウザーさんのボイシーやDaigoのニコニコ動画を聞きながら、これからの理学療法士として生き方を勉強しています。
病院や施設だと、自分の好きなラジオなどは聞けないから、時間を上手く使えば効率よく勉強出来るんだと、実感しています。
在宅リハビリにやり甲斐を感じる
理学療法士として、たくさんのジャンルを経験してきて、在宅でのリハビリが、1番やり甲斐を感じることができ、在宅での生活が大事だなと感じています。
在宅でのリハビリがしたかったのも、転職して理由のひとつであったので、実際に体験してみて、自分のやりたかったことは、在宅でのリハビリだったんだ!と実感しています。
自分が興味がある分野、やりたい分野にチャレンジすることで、すごく勉強になるし、モチベーションも違うのですごく楽しく仕事が出来ています。
副業も出来る環境も大事だけど、本業にやり甲斐を感じることが出来たのが、転職して良かったと感じています。
訪問リハビリに転職して大変だと感じたこと
ケアマネとの連絡が細かい
ことある事に全てをケアマネに報告をしないといけない。
病院や施設とは違い、ケアマネが主体となりサービスを進めているので、細かく連携を取らないといかまさん。
たとえば、利用者さんの体調が悪いときや転倒していたとき、自分が有給取得するときの振り替え日など連絡しないといけません。
当たり前と言えば、当たり前ですが、有給消化する度に振り替え日の連絡をケアマネにしないといけないのが、正直、めんどくさいです。
書類関係が多い
訪問リハビリは、書類関係がすごく多く感じます。
たとえば、
- 指示書の依頼
- 計画書の作成
- 報告書の作成
- サービス提供表の入力
- カルテ入力
- 担当者会議の参加
病院や施設だと、これの半分ぐらいですんでいたのに、訪問リハビリでは、全部しないといけません。
しかも、作成するだかなら良いんだけど、指示書の依頼を病院に持っていったり、計画書や報告書をケアマネに手渡ししに行ったりと、リハビリ以外の雑務が多いです。
訪問リハビリで外回りをしながら、雑務に時間を取られるのは、大変だと感じています。
これも、事業所によってまちまちだと思うので、訪問リハビリに興味がある方は、要チェックです!
営業もしないといけない
規模の小さい弱小の事業所だと、ケアマネのいる事業所に営業をしにいかないといけません。
病院や施設にいると、営業は馴染みがないけど、訪問リハビリでは、ケアマネさんはお客さんです。
ケアマネが担当している利用者を訪問看護ステーションに紹介しないと、理学療法士・作業療法士は仕事がありません。
なので、仕事を貰いに営業をしにいくのです。この成果によって、給料やボーナスに影響が出てしまいまうので、営業も力を入れないといけません。
考えようによっては、病院や施設にいるセラピストよりは、営業力や経営的な視点も持つことが出来るので、すごく視野は広げることが出来ているので、学べることが多くて楽しいです。
訪問リハビリで培ったことは、次、転職するときにも自己アピールするポイントにもなりますね。
移動が天気左右される
訪問リハビリは、車か自転車での移動になるので、天気に左右されます。
心地よい春や秋であれば、快適に移動出来るんだけど、夏の暑いとき、冬の寒い時期はシンドいです。
雨が降ったときは最悪…
自転車のときだと、雨合羽を着たり脱いだりと、めんどくさい。
これも訪問リハビリの醍醐味と言えば醍醐味ではあるが、天気はその日のモチベーションに関わって来る大事な要素のひとつです。
昼休みがしっかりと取れない
副業をやってる身としては、昼休みが時間通りに取れないのは死活問題なんです。
お昼休みが取れない理由は、時間通りにリハビリが終わらないのも理由のひとつではあるが、事務所に帰るまでの移動時間と午後から始まる、訪問リハビリ先の移動時間があるからです。
そうなんです。
訪問リハビリは、移動時間に時間を取られるので、お昼休みはあってないようなもの。
お昼ご飯は、車の中で食べることは、ざらにあり、歯磨きが出来ないのも、ちょっと悩みのタネです。
カルテも記入しないと、定時に上がるのは難しいし、時間を効率よく使うことが命になってきます。
とはいっても、空き時間に休んだり、副業のブログ・アフィリエイトの記事を書いているので、慣れてしまえば問題ないですが。
1人で全てを判断しないといけない
訪問リハビリは、病院や施設と違い1人で訪問先に行かないといけません。
訪問したら、息が止まっていた、転倒していた、体調が悪くて寝込んでいる…といったアクシデントに出会う可能性があります。
病院や施設なら、すぐに医師や看護師に連絡することが出来るが、訪問リハビリだとそうはいきません。
自分でフィジカルアセスメントをしっかりして、救急車を呼ぶか呼ばないかを判断しないといけません。一歩間違えると命に関わってくるときもあるので、迅速な判断が必要になります。
とはいえ、判断に困ったら、自分の事業所の看護師やスタッフに連絡して判断を仰ぐことが出来るので、判断に困ったら、すぐにスタッフに連絡をするという判断をすれば、1人でも安心して訪問することが出来ます。
さいごに:自分に合った職場で楽しく働く
急性期、回復期、維持期、介護老人保健施設、特別養護老人ホームと渡り合って、訪問リハビリを経験し、さらに次のステップへ行きたいと考えています。
そのためにも副業も続けて資金集めもしないといけないので、副業を出来る環境を選びました。
副業に関しては、理解のある社長とスタッフで助かっています。
本業も副業も両立しながら、これから理学療法士として、人としても生き方を考えていきたい。
自分に合った訪問リハビリに転職するときに、実際に使った転職サイトをまとめましたので、転職する方は参考にしてみてくださいね。